HOME > エクセルVBA >コントロール その4「ラベル

ラベル

 ラベルは文字列を表示することが出来るコントロールです。直接入力することが出来ませんが、タイトルや他のコントロールの説明などに利用することが出来ます。

 上級テクニックに、ラベルを利用してプログレスバーを作成することも出来ます。

 コマンドボタン、テキストボックスと並び最も重要なインターフェースの一つです。使いこなせるようになりましょう。

文字列の設定

 ラベルはCaptionプロパティで文字列を設定することができます。ユーザーフォームのラベルをクリックし、プロパティのCaptionの値を変えましょう。

ラベルのプロパティ

 ユーザーフォーム作成時に設定できますが、VBAのコードからも変更することが可能です。入力内容の説明やタイトル以外にも利用することが出来ます。

文字列の変更

 VBAコードにラベルのプロパティのCaptionを変更することにより、VBAを動かしている状況でも文字列を変更することが出来ます。

例)コマンドボタン1をクリックすることにより、ラベル1の文字が「ラベルの文字列」に変更になります。

Private Sub CommandButton1_Click()


Label1.Caption ="ラベルの文字列"


End Sub

フォントの変更

 ラベルの文字列はフォントを変更することが出来ます。フォントも初めから変更することも出来るし、VBAコードから変更することも可能です。

ラベルのフォント

 ラベルをクリックし、プロパティのFontをクリックします。右側の「・・・」をクリックするとフォントのダイアログが開きます。

フォントの設定

 フォントのダイアログからはフォントの種類とスタイル、サイズと文字飾りを設定することができます。

 背景色を変更したければプロパティのBackColor、フォントの色を変えたければForeColorを変更しましょう。

概観の変更

 ラベルは概観を変更することが出来ます。BorderStyleプロパティや、SpecialEffectプロパティで変更することが出来ます。

プロパティ 定数 説明
BorderStyle fmBorderStyleNone 0 枠なし
fmBorderStyleSingle 1 枠あり
SpecialEffect fmSpecialEffectFlat 0 立体表示なし
fmSpecialEffectRaised 1 上・左が強調、下・右に影
fmSpecialEffectsunken 2 上・左に影、下・右が強調
fmSpecialEffectEtched 3 枠の沈み込み
fmSpecialEffectBump 6 上・左がフラット、下・右に隆起線

画像の表示

 ラベルのPictureプロパティに画像データを指定することにより、画像を表示させることが出来ます。画像を表示させるならイメージコントロールを使用するのが一般的ですが、ラベルのPictureプロパティで画像を指定して表示させると、文字列も一緒に表示させることが出来ます。

 ラベルのPictureプロパティの左端の「・・・」をクリックすると画像の選択画面になるので画像を指定する。PicturePositionプロパティで文字列と画像の位置関係を設定することができます。

定数 画像の位置 文字列の位置
fmPicturePositionLeftTop 0 文字列の左 画像の上端合わせ
fmPicturePositionLeftCenter 1 文字列の左 画像の中央合わせ
fmPicturePositionLeftBottom 2 文字列の左 画像の下端合わせ
fmPicturePositionRightTop 3 文字列の右 画像の上端合わせ
fmPicturePositionRightCenter 4 文字列の右 画像の中央合わせ
fmPicturePositionRightBottom 5 文字列の右 画像の下端合わせ
fmPicturePositionAboveLeft 6 文字列の上 画像の左端合わせ
fmPicturePositionAboveCenter 7 文字列の上 画像の中央合わせ
fmPicturePositionAboveRight 8 文字列の上 画像の右端合わせ
fmPicturePositionBelowLeft 9 文字列の下 画像の左端合わせ
fmPicturePositionBelowCenter 10 文字列の下 画像の中央合わせ
fmPicturePositionBelowRight 11 文字列の下 画像の右端合わせ
fmPicturePositionCenter 12 コントロールの中央 画像の中央合わせ

PicturePositionプロパティ

 上の画像の設定はPicturePositionプロパティの「fmPicturePositionAboveCenter」です。画像が文字列の上に表示されています。

ラベルの使用例

 ラベルは基本的に文字列や画像を表示するだけですが、工夫次第で色々応用が出来ます。下図のユーザーフォームはリストボックスで製品名を選択するとその製品に必要な仕掛品の名称と数量を表示するように作られています。

 製品名や仕掛品が多い場合は一覧では探し難いものです。製品と必要な仕掛品のリストを作成しておき、選択された製品名で呼び出せるようになっています。

 余裕があれば製品の写真をとり、画像や図面も表示できるようになれば(該当するファイルにリンクさせるのも一つの方法である。)より便利になります。

VBAのラベルの使用例

ラベルの利用

コントロール その3「テキストボックス」  エクセル職人  コントロール その5「イメージ」

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