効果的なデータの表示
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スパークライン
スパークラインを利用することによってデータを視覚的に表現することが容易になりました。一つのセルの中に簡易の棒グラフや折れ線グラフを表示することができるので「データ+グラフ」を簡単に表示することができます。
使用例
スパークラインの折れ線を使用して、四半期の売上金額を表示させました。数字上ではわかりにくいところもありますが、折れ線グラフがあることにより「第二四半期以降は安定した売り上げがある」と簡単に判断することができます。
ピボットテーブルの機能向上
データ集計でよくお世話になるピボットテーブルの機能が向上されています。
全体のパフォーマンスの強化
マルチスレッド対応のため、データの取得・並び替え・フィルターが高速で処理されます。
ラベル
ラベルを下方向にコピーして表示することができるようになりました。一か所の名称を変更するだけですべて自動で変更することができます。
フィルターの強化
スライサー機能を利用する事で、必要なデータを簡単に、すばやく表示させることができます。フィルターの検索機能を使うことで、必要なデータを簡単に表示させることができます。
ピボットグラフの性能向上
ピボットグラフ レポートの対話的操作が簡単になりました。特に、ピボットグラフ内のデータを直接フィルターし、フィールドを追加または削除してピボットグラフのレイアウトを変更するのが簡単になりました。同様に、1回のクリックで、ピボットグラフ レポートのすべてのフィールド ボタンを非表示にできるようになりました。
ピボットグラフの作成が対話的な操作方法になりました。グラフのデータを直接フィルターし、フィールドの追加・削除、ピボットグラフのレイアウト変更などが容易にできるようになりました。
ワンクリックでピボットグラフレポートのすべてのフィールドボタンを非表示にできるようになりました。
スライサー
ピボットテーブル上で必要なデータを視覚的にフィルターすることのできる新しいツールです。ピボットテーブルのレポートに追加していない項目でもスライサーでフィルタリングすることができます。
下図では業者名と品名をピボットテーブルに追加しているが、月度は追加していません。しかしスライサーで月度の項目を選択すると月度べつでデータを抽出することができます。
条件付き書式
条件付き書式は以前からあるエクセルの機能の一つですが、エクセル2010になってから、より視覚的に、操作しやすくなりました。
アイコンのセット
エクセル2007から採用されたアイコン、ユーザーが指定する値に対して、さまざまなアイコンをセットすることができました。
エクセル2010になることにより、より多くのアイコンを選択することができ、異なるセットからアイコンを選択することもできるようになりました。また、アイコンを非表示にすることもでき、売り上げの高いものだけアイコンで表示したりする事もできるようになりました。
データバー
Excel 2010 には、データ バー用の新しい書式設定オプションが付属しています。データ バーに単色の塗りつぶしや境界線を適用したり、バーの方向を左から右ではなく右から左に設定することができます。また、次の図に示したように、負の値のデータ バーは、正の値とは軸を挟んで反対側に表示されます。
エクセル2010ではデータバー用の新しい書式設定オプションがあります。バーの方向を左から右、右から左と選択できたり、単色の塗りつぶしや境界線を適用することもできます。
負の値を軸を中心に反対側に表示させることもできるようになりました。
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