ブックの共同作業、アクセシビリティ、言語ツールの向上
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ブックの共同編集
先のページで述べたOffice Web Apps の 1 つである Excel Web Appを利用することにより、離れた場所でブックを同時に編集することができるようになります。規模の小さなオフィス、個人事業主、プロジェクト単位でブックを編集することができます。
Microsoft SharePoint 2010 テクノロジを運用していれば、ファイヤーウォール内で使用することもできます。
Excel Services の向上
エクセルブックをSharePoint Server サイトで共有していたなら、いくつかの機能が改善されております。
ユーザー エクスペリエンスの向上
ページを要素単位で更新する機能、スクロールバーの追加が主に改善されています。
SharePoint 2010 機能との連携強化
SharePoint 2010 との機能が強化されています。主にセキュリティ、コンテンツ管理、バージョン管理、データ接続管理、サービス管理機能などです。
ブック機能のサポート強化
いままではサポートされていない機能がブックに含まれていると、ブラウザーではまったく開くことができませんでした。しかし、サポートされていないエクセル機能を含んでいるブックでも、ほとんどブラウザーで閲覧することができます。
Excel ServicesではスパークラインやスライサーなどExcel2010の新機能も含めて多くのエクセル機能がサポートされています。
アプリケーション開発のサポート強化
REST アプリケーション プログラミング インターフェイスなどの新しいツールをビジネス アプリケーションの構築に活用できます。
アクセシビリティ チェック
エクセル2010のアクセシビリティチェックツールを使用することで、障がいのあるユーザーがブックにアクセスするときに問題があるかどうか?チェックし、修正できるようになります。
「ファイル」-「情報」-「問題のチェック」をクリックし、「アクセシビリティのテスト」をクリックすると使用することができます。問題があれば作業ウインドウに警告が現れます。問題に目を通して改善しましょう。
ワークシート内のオブジェクトに代替えテキストを追加することもできます。視覚障がいのあるユーザーには有益な方法です。
言語ツールの向上
エクセルのオプション設定で編集や表示、ヘルプで使用する言語と簡単に設定することができます。エクセルで言語を変更するとマイクロソフトオフィス2010のアプリケーションすべての言語設定が変更されます。
言語変更に伴って必要なソフトやキーボードレイアウトがインストールされていなければメッセージが通知されます。
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