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エクセル2003 マクロの登録

 エクセル2010 マクロの登録

 マクロ(流用マクロ)を自作ツールバーのボタンに登録します。マクロが組み込まれているブックを開けましょう。次にツールバーを追加し、ボタンを追加します。

 コマンドバーの「表示」-「ツールバー」-「ユーザー設定」をクリックします。

ユーザー設定

 ユーザー設定ダイアログが表示されると今度はボタン「新規作成」を押します。新規にツールバーを作成できるので、ツールバーの名称を求められます。今回は「Data処理」で作成します。後程ユーザー設定ダイアログの「名前の変更」でツールバーの名称を変更することができます。

新しいツールバー

 正常にツールバーが作成されると新規ツールバーが出来上がり、ユーザー設定のツールバー欄に「Data処理」が表示されます。

ユーザー設定

 次にボタンを設置しましょう。ユーザー設定のタブ「コマンド」をクリックし分類「マクロ」を選択します。次に右側のコマンドで「ユーザー設定ボタン」を新規作成されたData処理のツールバーにドラッグドロップします。

 ドラッグドロップしたらボタンを右クリックしましょう。一番下の「マクロに登録」をクリックします。

マクロの登録

 マクロの登録ダイアログが出たら用意したマクロ名を入力しましょう。これで新しいツールバーにボタンが設置され、そのボタンを押すとマクロが起動します。

マクロの登録

ツールバーのカスタマイズ

エクセル2003 アドイン化(ツールバー付き)

 次にマクロをアドイン化します。すでにマクロが登録されたツールバーとボタンがあることを前提に進めていきます。

 コマンドバーの「表示」-「ツールバー」-「ユーザー設定」をクリックします。次に「ツールバー」-「添付」ボタンをクリックします。すると「ブックへのツールバーの登録」ダイアログが表示され、ユーザー設定のツールバー一覧が表示されます。

 次に作成したツールバーを選択し、真ん中のコピーボタンを押します。右側の「ツールバーの登録」に表示されればOKを押します。これでこのブックにツールバーが登録されます。

ツールバーを添付

 次にユーザー設定のツールバーが添付されたブックをアドイン形式で保存します。具体的にはファイルの種類をMicrosoft Office Excelアドイン(*.xla)で保存します。最後に開いているブックを閉じましょう。保存しなくてもOKです。

アドインファイル

 保存先は通常デフォルトでマイドキュメントですが、ファイルの種類を変更すると、自動的にMicrosoftのAddInsフォルダに変更されます。ここにファイルを保存しておきます。

アドインフォルダ

エクセル2003 アドインの設定

 作成したアドインを今度は使えるように設定しましょう。新しくエクセルを立ち上げたらツールバーの「ツール」-「アドイン」をクリックし、アドインダイアログを立ち上げます。

 エクセルをアドインフォルダにアドインファイルがあると、有効なアドイン欄に表示されます。

 有効にしたいアドインをクリックしましょう。

アドインの設定

 最後にツールバーの「表示」-「ツールバー」をクリックします。下方にユーザー自身で作成したツールバーが表示されていることでしょう。「Data処理」が登録されており、実際にツールバーが表示されていることでしょう。

ツールバーの表示

エクセル2003 他のPCでアドインを起動

 作成したツールバー付きアドインを他のPCで使うには使用したいPCの下記フォルダにアドインファイルを置きます。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns\

 ファイルを設定したら上記の「エクセル2003 アドインの設定」の手順でアドインを有効にし、ツールバーを表示しましょう。

マクロの登録 その2  エクセル職人  マクロの登録 その4(エクセル2003)

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