条件付き書式
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条件付き書式の設定
条件付き書式を利用したい場合は初めに適用範囲のセルを選択してから始めましょう。あとから書式のコピーをする手間が省けます。
ボクははExcel2003からExcel2010に乗り換えたのでこの条件付き書式もだいぶ進化したと感じております。Excel2010では色々な項目がありますが、複数の条件式を設定したら、「ルールの管理」で管理することができます。
皆さんも単独の条件式だけではなく、複数の条件式を組み合わせてファイルを構築すると思われます。そんな時でも便利に管理ができます。また、条件の順位もいつでも変更する事ができます。
でも基本的には下位条件から順番に作成したほうが間違いは少ないでしょう。
ルールの管理で複数条件の設定
最初に該当するセル範囲を選択し、「スタイル」-「条件付き書式」-「ルールの管理」をクリックしてみましょう。「条件付き書式ルールの管理」ダイアログが現れます。
新規ルールをクリックすると新しくルールを作成することができます。下図の例で説明していきましょう。A列に年月日、B列に曜日を入力しています。本日に「青色」、日曜日に「黄色」、土曜日に「赤色」を設定しています。
本日は2014年5月8日なので、3つとも条件通りに色が付いています。しかし、条件の上位、下位の関係があるので5月10日の土曜日になれば土曜日の「赤色」よりも、本日の「青色」が優先されて表示されます。もちろん日曜日も「黄色」よりも青色が優先されます。
それでは条件式をよく見てみましょう。あとから作成した条件が上位になるので、下記の場合は条件3、条件2、条件1の順番で作成しています。しかし、後から条件の順番を入れ替えたくなったら条件を選択し、▲▼ボタンで順番を入れ替えることが可能です。
「新規ルール」をクリックすると新規ルールの作成ダイアログが現れます。ルールの種類で「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択しています。
ルール内容の編集は「=$B1="土"」です。もちろんこのルールを作成する以前に適用するセル範囲を囲っておきましょう。あとは「OK」ボタンを押すだけです。上図の条件3が出来上がります。
同様にしてルール内容は「=$B1="日"」、書式でセルの色を黄色に塗りつぶすと上図の条件2が出来上がります。
最後に条件1を作成します。ルール内容の編集は「=$A1=TODAY」です。書式の設定でセル青で塗りつぶすようにしましょう。。あとは「OK」ボタンを押すだけです。
これで曜日の色付けが出来上がります。土日以外にも休日などを設定して、出勤簿を作成することができます。出退勤時刻を入力させ、関数を駆使して自動で時間集計まで作成できれば仕事がはかどります。
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