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上位/下位ルール

 条件付き書式の「上位/下位ルール」について説明します。このルールは指定範囲で上位、下位のセルを強調して表示することができます。

 設定により項目数やパーセンテージ、平均の上下を判定することができます。大きな表から上位の値を強調させたりすると便利です。

 「ホーム」-「条件付き書式」-「上位/下位ルール」から始めることができます。「上位10項目」「上位10%」などと表記されていますが、実際には設定で上位3項目でも5項目でも変更することができます。

上位/下位ルール

上位10項目/下位10項目

 上位10項目と下位10項目は手順が同じなので上位10項目で説明します。

 初めにセル範囲を選択しておきます。次に「ホーム」-「条件付き書式」-「上位/下位ルール」-「上位10項目」を選択します。上位10項目のダイアログが現れるので強調表示したい項目数と書式を設定します。項目数を5にすると、上位5項目だけ強調表示されます。

上位10項目と下位10項目

上位10%/下位10%

 上位10%/下位10%は基本的に同じなので上位10%で説明します。

 初めにセル範囲を選択しておきます。次に「ホーム」-「条件付き書式」-「上位/下位ルール」-「上位10%」を選択します。上位10%のダイアログが現れるので強調表示したい項目数と書式を設定します。項目数を15にすると、上位15%だけ強調表示されます。

 1から100の数字を並べて検証してみました。上位15パーセントにすると86から100まで強調されました。選択範囲は1から100までなので0を入力することはできません。

上位10%/下位10%

平均より上/平均より下

 平均より上/平均より下は基本的に同じなので平均より上で説明します。

 初めにセル範囲を選択しておきます。次に「ホーム」-「条件付き書式」-「上位/下位ルール」-「平均より上」を選択します。平均より上のダイアログが現れるます。平均より上しか強調表示できないので数値などを入力する必要がありません。強調したい書式をせってくするぐらいです。

 単純に標準より上のセル値が強調表示されました。

平均より上/平均より下

書式設定

 「セルの強調表示ルール」と「上位/下位ルール」には簡単に強調できるように初めからいくつかの書式が用意されています。

 用意された書式を利用することで簡単に強調表示させることができます。しかし、用意された書式以外にも細かく設定したければ「ユーザー設定の書式」を選択しましょう。

 通常のセルの書式設定が現れるのでフォントサイズなど一部変更できないようにはなっていますが、設定を変更することができます。

 ユーザー設定した設定値はどうやら登録できない様になっているのでデフォルトの強調表示用書式を利用したほうが無難です。

デフォルトの書式設定

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