フォーム、フォームコントロール、ActiveXコントロールを活用したい
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フォームとは
フォーム機能とはリスト形式の1行分のデータをカード形式で入力できる機能です。データ項目が多かったり管理が煩雑になってきたら活用してみましょう。
フォーム機能は特にVBAなどを入力する必要もなく、簡単に利用することができます。「フォームを利用して簡単にデータを入力したい」に詳しい使い方を説明しています。
フォームコントロールとは
以前のバージョンのエクセルと互換性のあるコントロールです。フォームコントロールはラベルやリストボックスなどで構成されており、VBAコードを使用せずにデータを操作したい場合に利用されます。
フォームコントロールを使用してマクロの実行ができるので、今までに作成した既存のマクロを利用することができます。しかし、ユーザーフォームに追加したり、イベントの制御、WebページでのWebスクリプトは実行できません。
フォームコントロールには次の種類が用意されています。
ラベル
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セルやテキスト系ボックスの明示や、簡単な指示をしたい場合に記入する。 |
グループボックス
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オプションボタンやチェックkボックスなどをグループとして表示したい場合に使用します。 |
ボタン
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ボタンはユーザーがクリックしたときにマクロを実行するようにします。フォームコントロールの中でも特に頻繁に利用することでしょう。 |
チェックボックス
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複数の選択項目から必要な項目だけチェックできるようになっているボックス。複数選択可能です。 |
オプションボタン
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グループの中から一つだけ選択しなければならない時に利用します。年代のグループや男女など、どれかに必ず属しており、重複があり得ない場合に使用します。 オン (選択)、オフ (非選択)、および複合 (複数選択した場合のオンとオフの状態の組み合わせ) という 3 つの状態があります。 |
リストボックス
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リストボックスは一つのボックスに多数の項目を表示させることができます。オプションで3種類の選択方法を選ぶことができます。 ・単一選択リスト ボックス リストボックス内の項目から一つだけ選択することができます。 ・複数選択リスト ボックス リストボックス内の項目から連続した項目を選択することができます。 ・拡張選択リスト ボックス リストボックス内の項目から単一、連続した項目、もしくは連続していない複数の項目を選択することができます。 |
コンボボックス
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テキストボックスと、リストボックスを組合せて作られています。右側の▼ボタンを押すとリストが表示されます。その中から一つ選択すればテキストボックスに表示されます。複数の選択はできませんが、リストボックスよりコンパクトです。 |
スクロール
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スクロールボックスを右へ、左へドラッグすることにより、指定範囲内の数値を簡単に指定することができます。通常セルなどにリンクさせて使用します。 |
スピンボタン
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連続する数値、時刻、日付の値を増減することができます。▲で数値を増やし、▼で数値を減らします。通常セルなどにリンクさせて使用します。 |
ActiveXコントロールとは
ActiveXコントロールは、ワークシート、フォーム、VBAユーザーフォームで使用することができます。上記説明のフォームコントロールより機能が充実しているので柔軟な設計が必要な場合利用します。
ActiveXコントロールには外観、フォント、その他機能をカスタマイズできる豊富なプロパティが用意されています。
たとえば、ActiveXコントロールのコンボボックスから一つの項目を選択し、ボタンを押すと、登録しておいたマクロを起動させることもできます。
随時インストールすることによって色々なActiveX コントロールを利用することができます。多くの機能があるので使いこなすのに慣れを必要とします。状況に応じてフォームコントロールとActiveXコントロールを使い分けできるようになりましょう。
チェック ボックス
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複数の選択項目から必要な項目だけチェックできるようになっているボックス。複数選択可能です。 |
テキスト ボックス
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四角いボックスで、文字列の入力、表示などができる。読み取り専用の情報を表示する静的なテキスト フィールドとして使用することもできます。 |
コマンド ボタン
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ユーザーがクリックしたらマクロが起動するボタンです。 |
オプション ボタン
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グループの中から一つだけ選択しなければならない時に利用します。年代のグループや男女など、どれかに必ず属しており、重複があり得ない場合に使用します。 オン (選択)、オフ (非選択)、および複合 (複数選択した場合のオンとオフの状態の組み合わせ) という 3 つの状態があります。 |
リスト ボックス
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リストボックスは一つのボックスに多数の項目を表示させることができます。オプションで3種類の選択方法を選ぶことができます。 ・単一選択リスト ボックス リストボックス内の項目から一つだけ選択することができます。 ・複数選択リスト ボックス リストボックス内の項目から連続した項目を選択することができます。 ・拡張選択リスト ボックス リストボックス内の項目から単一、連続した項目、もしくは連続していない複数の項目を選択することができます。 |
コンボ ボックス
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テキストボックスと、リストボックスを組合せて作られています。右側の▼ボタンを押すとリストが表示されます。その中から一つ選択すればテキストボックスに表示されます。複数の選択はできませんが、リストボックスよりコンパクトです。 |
トグル ボタン
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はい/いいえ、オン/オフなどのモード切替を表示することができます。 |
スピン ボタン
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連続する数値、時刻、日付の値を増減することができます。▲で数値を増やし、▼で数値を減らします。テキストボックスやラベルなどに関連付けて使用します。 |
スクロール バー
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左右のスクロール矢印をクリックするか、スクロールボックスをドラッグすることにより、設定された範囲内の値を選択することができます。スクロール矢印とスクロールボックスの間をクリックすると設定された値だけ移動することができます。通常はセル、ボックスなどに関連付けて使用します。ラベルに関連させることもできます。 |
ラベル
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セルやテキストボックス内の内容を明示したり、説明、指示の場面でも使用することができます。 |
イメージ
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ビットマップ、JPEG、GIF などの画像を埋め込むことができます。 |
フレーム コントロール
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関連するコントロールを一つのグループとして扱うことができます。ラベルは省略可能です。通常オプションボタンやチェックボックスなどを設定します。 |
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